2005年は人生の一つの節目を作った。今年の干支のように羽ばたくつもりで東京に来たが、やはり鶏なのかまだバタついているだけのような気がする。助走が少し長すぎたが、来年は飛べるように…。
2005年は人生の一つの節目を作った。今年の干支のように羽ばたくつもりで東京に来たが、やはり鶏なのかまだバタついているだけのような気がする。助走が少し長すぎたが、来年は飛べるように…。
2005年の終わりにかけてのここ数日、サイトへのアクセス、AXIS Font試用版のダウンロードともに普段の数倍の数字をたたき出している。ログ等を見ると、MACお宝鑑定団に関連する記事が掲載されたことが理由のようだが、それにしても最後までワクワク、ドキドキの尽きない一年だった。これを来年はさらに広げられたらと思う。
今年は縁と運に恵まれた一年でした。この機運を来年に活かさなきゃバチが当たりそうです。
「歓びを歌にのせて」という映画を見た。歌声というものは本当に心に響く。目を閉じていても伝わる。でも文字にもハーモニーはある。白と黒が響きあうのを知っている。感情を感情のある文字で伝える歓びをもっと楽しんでいきたい。
iPod付属のケースでは、やっぱり使いづらいのでとりあえずのケースを買いにヨドバシAkibaへ。iPod nano用のにはいいかなと思うものがあったのだけれど、同じデザインのiPod video用のはないようだ。大して選択肢はなかったのだが、これ!というものがなかったのでかなり迷った。後々で買うのは革製のものになると思ったので、シリコン製のケースにしてみた。ディスプレイとホイールはシールではなくて自己吸着性のフィルムのもの。傷を付けるのは嫌だけれど、シリコンの手触りはやっぱり馴染まない。いっそのこといいのが見つからなかったら、スリッパを作ってる友達にでも頼んで作ってもらおうかと思った。
小澤君と岡野さんに来てもらってからずっと「タイププロジェクトの強み」について考えてきた。そしてひとつの答に辿り着いた。われながら拍子抜けするような単純な答、それは「書体開発力」である。組織、仕事場、サイト、ツール、ワークフロー、それらすべてが書体開発力を高めるために改善されなければならない。来年は、いや少なくとも今後五年は「書体開発力の向上」がタイププロジェクトの重要課題である。
朝から昨日の続きの大掃除。ベランダのある側の窓をワイパーを使って掃除をした。小学生の頃から窓ガラス掃除には思い出があって、茶色いクリーナーを使ってピカピカになるまできれいにしたり、高校の時には、建物の外に身を乗り出して掃除していて先生に危ないからと注意されたり、実家の車の窓ガラスにはケミカルワイパーを欠かさずコーティングして雨粒コロコロを保っていたり。レタースペースで仕事を始めてからも例外ではなく、ガラスの汚れが我慢できずにワイパーを買ってきれいにした。掃除をまじめにするタイプではないのだが、ガラスの掃除だけは手を抜けないらしい。たぶんその理由は簡単。風景がクリアに見えるようになるから。
まだ離れて五ヶ月とはいえ、大阪に戻ったらどんな心境になるか興味があったが、それは「帰って来てしまった」という感覚と、軽いよそ者感となった。「大阪駅」や「阪急梅田」という文字よりも、雑踏から聞える関西弁や左側を空けるエスカレータを見た方が、リアルに大阪を感じとれるのがおもしろい。その土地を上手く表現した「書体」があれば、文字を見ただけで地元を懐かしく思えるかもしれない、などと考えながら歩いた。
帰省して一番何が変わっていたかといえば、実家。当然のように自室はなくなり居間へと模様替えされ、それに伴って他の部屋もすっかり様変わりした。変に懐かしさを味合わなくて良いのだが、なんだか他所の家に来たみたいで帰ってきたのに落ち着かない。
前回からさらに2ヶ月ぶりの計量。体重はさらに2キロ減り体脂肪率は引越し前の23%から13%になった。ダイエット本が書けそうだが、書いても「秘訣は一人暮らしをはじめて、フツーにくらすだけ!」の二言で終わるので売れないでしょうな。
私より三歳若いタイプデザイナーに一本のたすきを受け取ってもらった。大事なたすきではあるが未練はない。未練はないが一抹の淋しさはある。
今日から冬休みなので、ゆっくりめに過ごす。部屋の掃除をしてから、カリグラフィ用の紙を買いに新宿の世界堂へ行き、その後、傷を付けたくないのでiPodのケースを探しにヨドバシAkibaへ。以前ファッションブランドがiPod用のケースを出した話を聞いたときには半分あきれていたのだが、iPodを実際に持ってみるとその理由がよく分かった。
リモコンが付属していないため手に持って操作をすることになるので、どうしてもiPod自身もしくはそのケースがファッションの一部としての役割を果たしてるかどうかということが使っている人にとってかなり重要になるということ。考えてみれば当たり前なのだが、これほど強烈に感じるとは思っていなかった。今まで使っていたCDウォークマンの場合はリモコンで操作するので本体を入れておくのは購入時に付属したもので十分で、せいぜいヘッドホンを気に入ったものに変える程度だった。しかしiPodの場合は人目にさらすことになるので、気に入ったケースを探さなければならない。ヘッドホンの場合は、機能や性能という要素も判断基準の多くを占めていたのだが、ケースの場合はデザインの占める割合がかなり大きくなる。で、ファッション性やデザイン性という面から、売り場にあったものを見てみると、正直、子供っぽすぎないか?と感じるものが多くて気に入ったものが見つからなかった。他のものでも多々あることなのだが、気に入ったものを見つけるのに苦労しそうな予感。見つかるまでとりあえずのケースを買うのかでも迷ってしまう。家電量販店で探すことから変えなければいけないのかも。
東京〜大阪間を初めて高速バスを使って移動。天気も良く、富士山、浜名湖の夕日もきれいでなかなか楽しい。密室の37人は、それぞれが8時間の長旅を予想して用意周到、くつろぎ方にも慣れている人がいて、さながらカプセルホテルのようだ。うち6人がノートPCを広げていたのには参った。それにしても高速移動は遅い…。
小澤君は今日から冬休み、岡野さんは尼崎に帰省した。アクシス社から今年最後の売上げ報告書がファックスで届くのを待っている私は通知表を待つ生徒のような気分である。冬休みの宿題をやらなければいけないのだがソワソワして手に付かない。
なんとか年内にメドをつけたかった仕事にキリをつけて、大学同級生のギャラリーを見に吉祥寺「にじ画廊」へ。相変わらずポップ&キャッチーな彼のワールドが爆発していた。同級生も集まったのでギャラリー打ち上げ&プチ同窓会。始まれば誰も沈黙という言葉を知らないエンジン全開なパワフルマシンガントーク炸裂。「やっぱ、ええなぁ」と再会を約束してしめくくった。
来年一月から三月までの日程表がホワイトボードに貼付けてある。三月までのスケジュールが白紙なのが私にとっておなじみの「初春」だったことを思うといささかたじろぐが、足は引っ込めない。より前傾の姿勢をとり目標に向かって歩を進めたい。
朝早くに起きて、昨晩作っておいたフィリング(具)を使ってアップルパイを焼きました。なかなかうまくできたから美味しくいただきたかったので、ちょっと手間がかかるけれど生クリームを添えようと思ったんですが、泡立てる道具を持っていくのを忘れてしまいました。ランチの後に、先日もらったアールグレイの紅茶と一緒にいただきました。ゲストの方にも気に入ってもらえたようで良かったです。
夜は、仕事を少しお手伝いしているところの忘年会へ。良い兆候のお話を聞かせてもらったので嬉しかったです。来年はきっといい結果がでると思いますよ。
レタースペース今年最後の客人とゆっくりランチを楽しんだ。岡野さんが前日仕込んでおいてくれたシチューと、小澤君が自宅で焼いてきてくれた酸味の効いたアップルパイがテーブルに並び、昼からギネスビールを少々。実に贅沢な時間であった。
明日のデザート担当になったので、実家から送ってきたリンゴを使ってアップルパイを作った。市販のパイ生地を使うと手軽に作れるので、リンゴを食べきれなくなると時々作っているのだが、今回はレタースペースの来客用にということなので、一応念のためにリハーサル。特に失敗もなく作れたけれど、紅玉を使っていないので少しゆるい感じになってしまっていまいち不満。やっぱり来客の時にはやめた方がいいと思ったので、明日の本番用のものにはきちんと紅玉を使うことにした。
いつものサイクリングに行くと、ここ数日の寒さと風の影響で空気がとても澄んでいて、荒川沿いの道路の明かりや、都心方面の街の明かりが遠くまではっきりと見えました。シリウスが今までにないくらい明るく見えたので、空を見上げてみると、街明かりがあるにもかかわらずたくさんの星が。自転車を止めて、しばし星空観察を楽しみました。
東京に出て来て初めてテレビ番組を見た。フィギュアスケートの全日本選手権。話題の人を見たいからではなくて、「世界の舞台を目指す眼」を見たかったからだ。挑戦する眼、切符は私のものだという眼、魅了するまなざし。どの人を見てもまぐれでできている人なんかいない。4年間取り組んだことの集大成をこの舞台にかけた攻める眼を見ることができた。
カリグラフィーを見ているようでもあった。描き出す一本の軌跡の中に、さまざまな表情を加え、魅了する。長く大きく描いた弧の後に、一気に回転する静と動。研ぎ澄まされた意識で指の先まで表現する演技を見てとても勉強になった気がする。明日のフリーもぜひ見てみたい。
見本帳制作が本格的に動きはじめた十一月から、ほどよい緊張状態が続いている。いくつかの案件が収束に向かい、それに応じるかのように別プロジェクトが新たな動きを開始した。2006年が脈を打つ。
サイトを「Winter Holiday」バージョンへ移行。あらかじめ準備をしていたのだが、予想より若干時間がかかってしまった。少しずつだけれど、サイト全体のデザイン変更に柔軟に対応できるようになってきているので、楽しんでもらえるようにしていきたいと思う。
作業が一段落した夕方から買い物に出かけたら、クリスマス前の休暇らしく街には人がいっぱい。自分用とプレゼント用の買い物をしてから、HMVで試聴を一通り楽しんでCDを購入。
帰りの総武線では、すごく気になる人を見かけた。大学生のカップルらしき2人で、ノートに手書きの絵がいくつか描いてあってそれを見ながら楽しそうに話をしている。惑星や宇宙船らしき絵と分子式。ササッとボールペンで男の子の方が絵を描くのを見て女の子の方がほほえんでいる。何を意味しているのかが気になって絵をチラ見していると、その話題は終わったらしく、ノートのページがめくられて、今度は卵らしきものから魚、オタマジャクシと矢印でつながれ、恐竜に行き着く絵を。で、背景には、いかにもという感じの火山をササッと描く。よっぽど気になったので、思い切って聞いてみようと思ったのだが、迷っているうちに降車駅に着いてしまった。しばらく頭の中には「???」という不思議な感じが残った。
連日の大雪で東京以外は大変な様子。日本海側で雪が降れば降るほど、水分を落として山を越えた空気は東京には雪を降らせないんだとか。金沢に友達もいるので、寒中お見舞い申し上げます。この雪で年末帰省を予定している高速バスは今日も全便運休のようでちょっと心配。このままだとサンタも運休するかもしれない。トナカイの「ご主人様、今日は勘弁してください!」という顔が目に浮かぶ。
雪とカリグラフィのトップバナーは岡野さん作です。参りました。知らない間にこんなの作ってるんだもの。冬期休暇限定なのがもったいないくらいの出来映えです。情報の伝達と記録が文字(とりわけ活字)に課せられた主な役割ですが、だからこそでしょうか、逆に果敢なく消えていく文字にはまた格別の思いが去来します。文字は雪、文字は花、文字は人。
見本帳PDFのチェックを昨日していたら、やっぱり自分の書いたカリグラフィのところが気になって仕方がなかったので、ちょうどAmazonから届いたCorrsのライブCDを聴きながら、昨晩から今朝にかけて、またまた何度も書き直した。
ちょうどいい音楽のせいか、リラックスしつつも、落ち着いた感じで書くことができたので、ある程度満足できた。書き直したものを送付して、お昼過ぎに石神井公園駅前のパスタ屋で鈴木さん、岡野さんと落ち合ってランチ。デザートに例のアップルタルトがあったら注文しようと思っていたのだが、今日はメニューに無かったので、次回にチャレンジ。
昨晩の渋谷は思いのほか人通りが少なかった。喧噪を予想していた私にはちょっと拍子抜けするような健全で穏やかな空気がセンター街に流れていた。あさってにイブをひかえ嵐の前の静けさという感じ。
昨日のType Foundryについて調べていくと、書体のデザイナーとしてオランダ出身の人が浮かんでくる。今回に限らずタイプ関連のことを調べていくとオランダに行き着くことが多い。この国だけで一冊の分厚い本ができてしまうのだから層の厚さと、幅広さに感心してしまう。
ちなみに、AXIS Fontと組み合わせの良かったLatin Fontは、急遽見本帳にてご紹介するために組み合わせ例の一つとして加える作業をしていただいた。
サイトのテストを岡野さんと協力して行う。今後の更新にも対応しやすいように準備をする。
日曜日に作った豚の角煮をランチに持っていったら好評だった。柔らかくするコツはおからを入れたお湯での下ゆで。
先日書いた見本帳に掲載するカリグラフィは、日をおいて見てみるとまだまだ改善の余地がたくさんあったので、再び昨晩から何度も書き直して、お昼過ぎに先方に送付し、これから準備をしてレタースペースに向かうことを連絡。で、レタースペースに向かおうと思っていたら、昨晩からやっているんだろうから今日は休んで良いよと電話をもらったので、そのことばに甘えて休ませてもらった。目と手が疲れたので、横になったが、頭の中は、もっとこうしたら良かったかな?と考えている感じだった。
今お手伝いいただいているデザイナーさんに、知らなかった書体とType Foundryを教えてもらった。AXISフォントとの相性も良くレタースペースで話題になっていて、調べ倒していたけど見つけることができなかった。まだまだ、知らないことがたくさんある。特に英国に知らないところが多い。
終電ひとつまえの新幹線に乗って日帰り出張から戻り、レタースペースへ直行。岡野さんと見本帳の校正作業をおこなう。これは昨日の話し。今日は昼まえに要町スラッジへ行ってパソコンの画面を見ながら表紙の修正作業。冊子全体に漂う親近感に加え、完成度が高まったことでいい具合に緻密感が出てきた。
先日書いた見本帳用のカリグラフィがレイアウトされたものを見た時に思わず「硬いなぁ」と声に出てしまった。まだ差し替える余地があったので、昨晩から今朝にかけて書き直した。その後、先日の修正指示が反映されたPDFを急いで出力して、日帰り出張のため東京駅へ向かう。
首都圏以外は雪の影響が予想されていたものの、ダイヤは定刻通りで予定の列車に乗り込む。目的地に近づくにつれて雪が降り出し乗換駅では既に雪景色。乗り換えた電車の方は2時間以上の遅れだったが動いてはいたので、約束の時間には25分ほど遅れて到着。お昼をはさんで夕方までミーティングの後、忘年会をして、次の打ち合わせを終電近くまで。天候が回復したせいか、ダイヤの乱れも少なく、最終の1本前に乗りこむ。帰りの車中では、今朝出力したPDFを鈴木さんに続いてチェック。
今日は、鈴木、小澤が出張で、レタースペースで留守番をする。雪の多い方面なのでいろいろと心配。近日出稿予定の印刷物のデザインが上がってきたので校正をする。さらに良くなった感じだ。
進行中のプロジェクトのためのアイデアが朝シャワーを浴びているときに浮かんだ。他の分野のことを考えれば大した発想ではないのかもしれないけれど、今までとは次元の違うデザインをする手がかりにはなりそう。
参考にすべき例がないことはいっそ清々しい。まだ誰も踏んでいない雪道のように清々しい。そこに文字を書く喜びと畏れ。
いくら早起きは三文の得とは言え、4:00とか4:30とかに起きてしまう今の生活リズムだと、おこちゃまと同じ頃にはおねむになってしまうので、昼寝をしたりして何度か修正を試みているのだけれど、今のところうまくいっていない。夜が明けるのを見るのは、ここのところ天気がいいこともあってとても気持ちいいのだが、もう少し標準的なリズムに戻せればと思う。
年末は休みとともに帰省するので、ボチボチと大掃除を始め出す。また悪いクセで、整理中にいろいろと出てきて「これ、なんやったっけ」と掃除を忘れて眺めては、「おっと、いけない」の繰り返し。いっこうに進まない。
サンドイッチとドーナツを持って正午前にレタースペースへ。岡野さんが窓ふきをやってくれたおかげでいつも以上に室内が明るく感じられる。来週月曜日の出張に備え頭のなかを整理。
朝一に池袋から要町まで歩いて、昨晩まとめた見本帳の修正指示の説明に。最終的な判断は先方にお任せしたうえで、率直な意見を言わせてもらった。どのようなものができあがってくるのか楽しみだ。
来年取り組んでみたい事柄がちらほらと出てきている。…が、今年中にやらないといけないことがまだできていないので、まずそれをきっちり仕上げないと。考え出すとすぐに気がそっちへ向いてしまうタチなので、ま、来年のことはボチボチと。
イタリアのワインをしこたま飲んで真夜中にレタースペースに戻ったら、岡野さんがイタリック体を練習していた。恥ずかしくなった酔っぱらいは「うまいなあ」と大きな声で言った。
アドビ時代の友達数人と当時僕がお昼はほぼ毎日通っていたゲートシティ大崎にあるアイリッシュパブのシャノンズでランチを。同じ職場でなくなってからも年に1〜2度くらいのペースで一緒に食事をしている友達なのですが、今回はタイププロジェクトでの仕事の様子のご報告がメイン。
ランチはデザート付きで紅茶はアールグレイの砂糖付き。当時のデフォルトのオーダーをちゃんと憶えてくれているのがとても嬉しいです。友達はというと男性が躊躇無くデザートを付きを注文し、女性がその後を追って注文するという絶妙なタイミング。早速、カラー版の名刺とカードを渡して、今の仕事とレタースペースでの日々の生活(?)のお話を少々。とは言っても、すぐにいつもどおり話題があちこちへ飛ぶ楽しい会話になってしまい、とても「ご報告」というような感じではなく、あっという間にランチの時間は終わってしまいました。で、帰るときに店長さん(!)に紅茶のプレゼントをいただきました。というのも、今月は僕の誕生日だったので普通はビールがいただけるのですが、アルコールが全くダメな僕のために紅茶を用意してくれたようです。お心遣いありがとうございます。
その後、場所を変えて打ち合わせ。かねてからの懸案事項に有効な解決法が見つかったようで、少し安心しました。
小澤さんのサポートと、OSX10.4搭載機を借りてFontLab Studio 5のデモ版を試す。描画操作がIllustratorと異なったためずっと敬遠してきたが、OSXが中心となってきた現在の環境ではもう逃げるわけにもいかないので頑張って覚えることにした。
やはり始めは描画操作が取っつきにくいが郷に入って郷に従ってみると、便利な機能が目白押しで「へー」「ははーん」の連続。至れり尽くせりな機能が多く、Fontographerからのバージョンアップと考えると、とてもパワフルな印象を持った。
特に気に入ったのが、「Neighbors」というオプション。編集しているキャラクタの両側に、任意のキャラクタを表示させることができる機能で、例えば「h、m、n」などの似通った字形の文字を並べて表示しながら編集できる。
欧文は隣り合う文字とのカウンターのバランスやスペーシングがとても重要となるのだが、これまでFontographerなどでは一文字ずつの字形編集作業しかできなかったため、隣り合う文字同士のカウンターの関係などを把握しづらかった。文字一つ一つを編集していても、組んだ時どうなるかということが確認しにくいこともあって、すべてを並べて字形編集できるIllustratorでの作業をなかなかやめることができなかった。この「Neighbors」機能の搭載でかなり効率的に字形編集ができそうだ。気の遠くなるようなIllustratorとFontographer間のコピペの連続からも解放されそうだし、これでいよいよ10年供にしてきた「Fontographer」と別れを告げる時が来たような気がしている。現在のプロジェクトが終われば、次回から本格的に導入してみようという気になった。
半年前までは一人で仕事をしていたはずなのに、岡野と小澤のいないレタースペースで作業をしていると留守を預かっているような感じがするのは妙なものだ。
録画していたドラマを見ました。涙が止まりませんでした。
それが絶望的な未来にもかかわらず毅然と立ち向かうヒロインの強さのせいなのか、静かにしかししっかりと支えている彼女の友人や家族や周りの人たちの暖かさのせいなのか、日々の何気ない生活それ自体がとても大切なことであると再認識させられるからなのか、何かしらの希望を見いだせるような気がするからなのか、分かりません。でも回を重ねるごとに引き込まれてしまっている「1リットルの涙」には、社会のそして自分の中の要再考な要素がちりばめられていて、考えてしまいます。