Type Project —visible, but invisible.

五反田と渋谷で仕事の打ち合わせ。空き時間に九品仏のD&DEPARTMENTまで足を伸ばしてカリモク家具に寛ぐ。これ!という椅子はなかなかないもので、スタイルが良くても座り心地がいまいちだったり、座面の高さはぴったりなのに肘の位置が低かったりする。十年前に一目惚れしたウェグナーのラウンドチェアは、読書に適した位置に肘が置けるのが気に入ったのだが、初Macを買うかThe Chairを買うか真剣に悩み、結局Macを優先してしまった。そして、良い椅子を持たないまま現在に至る。実利に席を譲ってしまったことを後悔しないでもないが、座に腹は代えられなかったのです。

 鈴のごと笹うつ闇や春霙    茶門

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