Type Project —visible, but invisible.

凶暴な風と雨が去り、午後からは湿気をともなったひどい暑さ。不思議なもので「書体制作は競泳ではなく遠泳、景色を楽しもうではないか」と書いたことで、いくぶん気が楽になった。泳いでもそんなに疲れない。泳げば泳ぐほど調子が上がってくる。物書きは書くことによって、タイプデザイナーは文字をつくることによってしか救われないということか。

 釣銭をねじこんでゐる残暑かな    茶門

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