半日川遊び。マスを浅瀬に放流してもらって、魚の手づかみをにわか体験した子供たち。川遊びの監視係に立候補した私は、危険区域の手前に陣取って、水と童と戯れる。トイレから戻った私の太ももを指さして、ダニエルさんが「功さん、それどうしたの」と聞くので見てみると、太ももの上部から激しく出血している。冷たい水に長時間つかっていたせいで痛みはほとんどなく、指摘されるまでまったく気づかなかった。おかしな虫にかまれた可能性もあるので一時子供たちを川から上げる。そのうち見知らぬグループの小学生も寄ってきて、いつのまにか二十人近くの子供たちに囲まれていた。矢継ぎ早に「どうしたの?どこで切ったの?」という質問を浴びせられ、そのひとつひとつに冷静に答えていると、「(こんなに出血してるのに)普通に答えてるよ」という小学生の声が耳にはいった。まったくプールで溺れた監視員のような気分だ。