快晴。四ヶ月ぶりに名古屋に帰省。鶴舞・上前津の古本屋をひと巡り。飯島書店で杉村邦彦『書苑彷徨』と青山杉雨『明清書道図説』を購入。地下鉄の車内でこんなことをやらかした。古本その他もろもろの書類がはいった片掛けカバンを網棚に置こうと手を放した、ら、ら、ない、なかった網棚が。若い女性の頭を直撃する寸前でキャッチした。乗降口付近に小さな荷物棚があるきりで、私の立った位置には棚がなかったんですね。思い込みは恐ろしい。
快晴。四ヶ月ぶりに名古屋に帰省。鶴舞・上前津の古本屋をひと巡り。飯島書店で杉村邦彦『書苑彷徨』と青山杉雨『明清書道図説』を購入。地下鉄の車内でこんなことをやらかした。古本その他もろもろの書類がはいった片掛けカバンを網棚に置こうと手を放した、ら、ら、ない、なかった網棚が。若い女性の頭を直撃する寸前でキャッチした。乗降口付近に小さな荷物棚があるきりで、私の立った位置には棚がなかったんですね。思い込みは恐ろしい。
お昼からグッドデザイン賞表彰式を見に東陽町へ。出席者の8割以上は男性。デザイン科の学生の6割以上は女性というこの時代にである。すぐに会場をあとにして仕事場へ戻る。
レタリング課題ひと段落。新宿に向かう京王線車内で次の課題の打ち合わせを終え、場末の小さな居酒屋へ。園原さん小山さんと乾杯。〆さば、レバ刺、えぼ鯛、うるめ。二合徳利がつぎつぎと空となる。昨晩温存しておいて正解だった。
したゝかに酔うて息はく星月夜 茶門
多摩美へ行く日はあっという間に一日が終わってしまう。メールチェックやホームページの更新など、日常業務以外にはほとんど何もできない。はてさて困ったものだ。深夜わずかに残った気力をふり絞るべきか、温存すべきか。
大学時代の恩師の個展を観るため青山骨董通りへ。先生とはふたこと三言交したのみで、ちかく鎌倉での再会を約した。『マックパワー』編集部よりAXISフォントの取材を受ける。来月号(11/18 発売)掲載予定。六本木AXISビルにて。本日の予定を無事終了し、恵比寿で友人と香港飲茶。小龍包にかける酸味の効いたショウガ汁がよかった。どの皿もあっさりしていながらパンチがある。
秋晴れ。体をやすませつつ書体制作。シチューの残りでマカロニグラタン。こんがりチーズがたまらない。
書体制作の遅れをとりもどすために、残りの文字数をつくるのに必要な日数を割りだす。いそいでどうなるという性質のものではないが、ときどき完成予定日のずれこみ加減を確認しておかないと落ち着かないのである。
昨晩池袋にて名古屋コーチンをたべたあと、明け方ちかくまでBarで組版×書体の集中談義。紺野さん、もっともっと波風立ててくださいね。いずれ別の波と風がどこからか起きてくるはずですよ。
一ヶ月で49件。JR中央線の踏切り工事後に車両が緊急停止した数である。工事まえの三倍以上に増加した。この49件という数も、歩行者や車が線路内に取り残されたという場合だけをカウントしたもので、別の理由による電車の遅れはここに含まれない。私も四年ぶりの通勤(通学?)に、JR中央線とJR武蔵野線を利用しているのだが、週二回の行き帰りで、電車がらみのトラブルに巻き込まれずに済んだ日はラッキーと思えるほどである。いちどこんな理由で武蔵野線のダイヤが乱れたことがある。
「ただいま◯◯駅を通過中の列車車内にて、イオンが発生したため、車両が緊急停止しております」。驚いたね。「イオン」だって。マイナスイオンならストレス解消に効果があるんじゃないか? 通勤ラッシュでもみくちゃにされ、電車の遅れでイライラしている人の心を癒すのに、イオンは歓迎されこそすれ、忌避するにはあたらないのではないか? まさか武蔵野線に乗り込んだ英会話のイー◯ンの生徒が、突如として英会話のレッスンをはじめたので列車を止めたなんてことはあるまい。そのうち「車内でイシュウが発生したため」なんてことはないだろうな。
【異臭】変なにおい。いやなにおい。
【issue】 論争, 討論, 流出(物), 発出(物)
十日間ほど止まっていた書体制作をゆっくりと再開する。ノミで彫る手を休めると、ふたたび始めるのが億劫になる。習慣とは恐ろしい。終日小雨。
きっかり一時間半、時間どおりに講議を終えられた。胃がきりきり痛む。言い忘れや見せ忘れ、とりこぼしはいくつかあったけれども、タイプデザインのひと粒を、誰かの心に残していくことができていたらと思うばかりである。
明日の全体講座で必要なレジュメと配付資料の作成。拓本やら雑誌やらiBookやら、なんかすごい荷物になりそうだな。
PDFにした書体の図版を、ああでもないこうでもないと差し替えたり削ったり。アタマが疲れる。文字の細部を拡大して見せるため300dpiで取り込んだせいか、サムネール表示がとてつもなく遅い。サムネールを印刷できないのもつらいところ。
多摩グラ講議の準備をいろいろと。昨年は、AXISフォントがらみで三度ひとまえで話す機会をいただいたが、いずれも時間を大幅に余らせてしまった。いちどは、40分の持ち時間を20分ちょっとで終わってしまい、参加者と主催者がいちように「え?」という顔をしたことがある。しかしよくしたもので、私の説明不足のおかげで質議応答が活発に行われるのだ。
フォントの話しが聞きたいという要望で、愛知県刈谷市から来客が二人。おりよく、来週の多摩美グラフィック全体講座のために準備していたPDFがあり、それを元に一時間ほど書体と活字についてのレクチュアを試みた。不馴れな講議の予行演習をさせてもらったようなものです。
一服の茶。家内手作りのきんつばをほうじ茶でいただく。粒餡ではなく、さつま芋ベースのきんつばである。芋きんとんに黒ゴマをまぶし、溶いた小麦粉にからめてフライパンで表面をこんがり焼くだけ。ぱりっとした食感と自然な甘味がうまあいのだ。
「窓の杜」に記事が掲載されたおかげで、きのう今日とアクセス数がふだんの2倍、ダウンロード数は3倍まで増加した。
わずか数カ月の修練と執念が、十年のキャリアを凌いでしまうことは十分ありうる。学生おそるべし。
寝床で息子が「おとうはいつ死ぬの?」といきなりたずねてきた。いつか分からんねと答えると「おとうが死なないようになれ」とおまじないをかけてくれた。おまえ、いろんな魔法がつかえるようだけど、そのおまじないは効かないんだ。
草加に一泊していた息子がお義父さんとお義母さんに伴われて帰還。いれかわるようにして、本田家ご一行さまは、東京デザイナーズウイーク&デザイナーズブロック巡りに出撃。
ひとゝほり客かへりけり秋の雷 茶門
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午前六時すぎ。雨の音を聞きつつ、今日のバザーは中止だろうなとうつらうつらしているところへ一本の電話が。バザー決行。カッパを着てけんか広場でテントはり。積み荷のあげおろしを終えるとこんどは裏方で焼き鳥300本をひたすら焼き続ける。ちょうど焼き鳥を焼き終えたころにバザー終了の時刻となり、蚊に刺されながら洗いもの地獄に突入。。。
名古屋から本田家来訪。タカシ、さっちゃん、あおいちゃん、かなちゃんが一泊。
本日の発見。とり皮とコーヒー(モカのブラック)の組み合わせ、これはなかなかいける。
昼から飯田橋の凸版印刷博物館へ。『活字文明開化』展と『ドイツの最も美しい本』展を観る。学芸企画室の方から撮影の許可をいただき、報道の肩章をつけてカメラを構えたが、三脚なし、ストロボなし、接写レンズなしの装備で活字を写そうなど、見当ちがいも甚だしいということがよく分かった。
文字関連の写真やネガフィルムをスキャン。PDFに変換してあれこれ順番を並べかえる。時間はかかるけれどつまらない作業ではない。役に立つのは地味なカットの写真が多い。雑誌をひっくり返しながら『海を渡った中国の書』展を見逃していたことに気がついた。
米カリフォルニア州知事にアーノルド・シュワルツェネッガー氏が就任。歴代映画のベストヒーロー100とベスト(?)ヒール100、その両方にランクインしたのは唯一ターミネーターのみ。ターミネーター氏いわく「州の財政赤字削減に全力を尽くす。映画に関わる気はまったくない」そうだが、映画の出演料で財政赤字を補填したほうが早いような。前州知事を100% 悪役に仕立てあげて当選したとあっては、ターミネーターの魅力は期待できません。セクハラやヒトラー礼讃くらいのゴシップではね。
時間的にも精神的にも余裕がなく、ハイカイな気分になれない。二巻目にはいった半歌仙の長句が、古賀さんからひょっこり届いたときに慌てて手繰り寄せるのみである。芭蕉七部集『炭俵』より。
露を相手に居合ひとぬき 芭蕉
授業終了時刻を二時間オーバーし、へとへとになって多摩美から戻る。実習担当なので授業の用意はほとんどないのだが、いかんせん生徒数が多すぎる。
AXISフォントダウンロード販売開始のお知らせメールを3650通ほど送付。そのうち約250通がアドレス不明で戻ってくる。試用版のダウンロード数もようやく8000を越えた。MacとWinの比率はほぼ4:6。試用版の正式登録者数は5800人強。ダウンロード数との差分2200は、ダウンロード先URLへの直リンクやメール転送によるものが多く含まれているはず。フリーの掲示板から直リンクされた場合の対処がむずかしい。
徹夜で仕事をこなして昨日の同窓会に出席した垂見と、韓国で八日間のワークショップを終えたばかりのチェさんがうちに一泊。ふたりともうちに着くなり布団にはいると30秒もたたぬうちに大いびき。おつかれさまでした。
午後三時まで書体制作。夕方から銀座で大学時代の同窓会。愛知芸大デザイン科同期生35名のうち13名が出席。卒業以来12年ぶりの再会という顔合わせも多くみられた。大阪から藤沢と川島が、名古屋からはチェさん、藤田、井上マキ、垂見が駆けつけてくれた。直樹、正剛、さっちゃんは、修さんの七周忌パーティのみの出席。こちらは一期生から二十九期生までの顔ぶれ100名強が集まった。
ここのところの忙しさを反映するかのように仕事場が雑然としてきた。ちらかっていると制作に集中できないタチなのだが、今月いっぱいは片付けないほうがよさそう。かえって混乱を招く恐れあり。
銀座で『片岡修 平和ポスター回顧展』のポスター設営お手伝い。いろんな年代の先輩たちがまめまめしくたち働く姿を見て、なんて幸せな先生なんだろうとつくづく思う。修さんがわれわれの心に刻みつけていったものは想像以上に大きい。いつでも「今」を真剣に生きていたものな、あの人は。
タイププロジェクトのサイトを開設して丸二年が経った。まだまだこれからという気持ちと、まだ二年かという思いが交錯する。
AXISフォントのダウンロード販売を今日から開始。ようやく1ウエイトずつ購入してもらうことができるようになった。AXISフォント販売専用サイトも同時オープン。