Type Project —visible, but invisible.

2003年09月30日 火曜日

レタリング課題の番外篇として、とびきり手強い宋刻本の資料を渡しておいた男子生徒と帰りのスクールバスで偶然乗りあわせた。これはこれはと八王子の居酒屋でかるく一杯。

2003年09月29日 月曜日

セルロイドがきらきらしているなと思ったら物干竿にとまっていた赤とんぼだった。おだやかな風。といってもとんぼが休むにはしんどい風である。風にまかせて飛んだらよかろうに。とんぼの風姿。とどまって堪える、か。

2003年09月28日 日曜日

息子と同じ誕生日でひとつ年下の男の子を一日あずかった。午前中おおはしゃぎ。お昼はおでんにきしめんをいれて食べる。二人で仲良く遊んでいるので、私の出る幕はほとんどない。

2003年09月27日 土曜日

快晴。ときおり風そよぐ。昼寝すこし。文字すこし。風呂うれし。はやめの就寝。

2003年09月26日 金曜日

夕方まで書体制作。池袋で富岡さんと会う。書体にまつわる話しを12時間ぶっとおしで。うちに泊ってもらう。富岡さん。今日はじめて会った人。

2003年09月25日 木曜日

先日かんだ舌の痛みと数カ所にできた口内炎の痛みで口中が麻痺。呂律がまわらず、電話の応対もままならない。ふだんなら電話を選ぶであろう内容の用件をメールですませる。

2003年09月24日 水曜日

八王子の古本屋で取り置きしてもらっていた本を受け取り、スクールバスで多摩美へ。授業まで一時間半ほど余裕があったので、図書室の利用手続きをして館内を散策してみる。開架図書がすくないせいだろうか、あまり利用されていない様子だった。夕方からつめたい雨。

2003年09月23日 火曜日

秋晴れ。自転車に乗って家族でちひろ美術館へ。クヴィエタ・パツォウスカーの原画を観る。父はオペラ歌手、母は外国語教師というだけあって、文字が音符のように踊っていた。彼女のつくった絵本『アルファベット』は、文字を素材にあつかった絵本のなかではピカイチだと思う。

2003年09月22日 月曜日

ひと雨ごとに深まっていくのが秋の風情というものなのだが、ひと雨でこんなに寒くなってしまってはからだのほうがついていかない。くしゃみと鼻づまりで集中力を欠いての書体制作。一日のノルマは達成。

2003年09月21日 日曜日

やや強い雨。11月なみの気温という。たしかに寒い。ごたごた荘バザーのための看板づくり。書体制作すこし。

2003年09月20日 土曜日

終日雨。からだを休める。東京でやや強い地震。おどろいた。揺れにおどろいたのではなく「9月16,17日に関東地方で大型の地震が起こる可能性あり。21日までは要注意」という事前情報を聞いていたからである。これで第二報の信憑性が高まるはず。地震予知関連のメールマガジンを発行したらよいのではと思う。仮に予知があたらないとしても、きょう再選が決まった自民党総裁のメールマガジンに登録しておくよりは有益だろう。政界に地殻変動は起きない。

2003年09月19日 金曜日

おとまり保育で息子がごたごた荘に一泊。みんなで銭湯に行くそうだ。楽しそうだな。私ら夫婦は、つぶ貝とタコをつまみに恵比寿ビールでゆったりとした夕食。

2003年09月18日 木曜日

朝稽古。ごたごた荘のこわっぱどもと相撲六番勝負。一番も負けてあげない。午後三時、睡魔と闘いながら書体制作。ほんものの関取ならば昼寝をするのも仕事のうちなのだが。

2003年09月17日 水曜日

日中と夜間の気温差が激しい。学食で昼食をとり、控室で授業の準備。一時半から五時まであっという間に過ぎてしまう。帰りの電車のなかで、生徒の顔と名前を一致させるイメージトレーニング。帰宅すると、もう金曜日が終わったような疲労感と安堵感がどっとおしよせる。

2003年09月16日 火曜日

多摩美授業三日目。先週に比べるといくぶん時間的な余裕を感じた。西武池袋線脱線事故の影響で、一時間半の道のりを四時間かけて帰宅。途中塩ラーメンを一杯。

2003年09月15日 月曜日

日中の暑さはまだ続いているが、それでも日が暮れればすっかり秋の気配である。虫の声を聞きつつ、心おだやかに書体制作。夜半より雨。

2003年09月14日 日曜日

からりと空は晴れわたり。百日紅がもっともみずみずしく目に映るのがこんな時期というのも、今年がただならぬ冷夏だったことをあらためて感じさせる。夕立ち夕焼け夕涼み。

 舶来の書に夕焼ける出島かな    茶門

2003年09月13日 土曜日

ロゴデザインと授業で10日ほど書体制作漬けの日々から遠ざかっていたのだが、かえって新鮮な気持ちで仕事に向き合えた。適度に近しい領域の仕事を、適度な間をおいてこなすことができれば理想的。

2003年09月12日 金曜日

夕方、ロゴのデータをラナデザインに送付し、次の連絡待ち。書体制作にもどる。これでしばし安らかな週末をおくれるだろう。

2003年09月11日 木曜日

残暑。午後からクーラーすこし。ロゴデザインに集中。

2003年09月10日 水曜日

多摩美授業二日目。ゴシック体のスクラップと書体名調査。生徒の課題のすすみ具合が予想以上に良い。お昼ごはんを食べてから午後6時すぎまで、一度もトイレに立たず、一滴の水も飲まずしゃべりっぱなし。新宿で青島ビールを飲んでようやく一息ついた。佐藤さん、服部くん、小澤くん、榎さんと一時間ほど。そのあと六本木で阿部さんを囲んでの歓談。小塚さん、太郎さん、兵頭さん、田中さん、角さん(着物!)、草野ちゃん。新鮮な気持ちと懐かしい気持ちが往来した一日となった。あっという間の十年ではあるものの、なんと貴重な十年であることよ。切なくて暖かく、深くて淡い。

2003年09月09日 火曜日

快晴。多摩美八王子キャンパスでの授業初日。小山先生のオリエンテーションのあと、担当講師ごとの教室に分かれ、課題の補足説明と質議応答をおこなった。私が担当するクラスは62名。5時ごろ学校を出、その足で原宿ラナデザインへ。ロゴ案のプレゼンテーション。方向性の確認。

2003年09月08日 月曜日

終日くもり。やらなければいけないことをひとつずつ片付けていく。息子が見よう見まねで文字を書きはじめた。線で書かれた文字ではなく、ゴシック体の袋文字だった。う〜ん、いきなりレタリングとは。

2003年09月07日 日曜日

20年くらい前まではぶらぶらしている犬をよく見かけたが、いまは見ない。そのかわりぶらぶらしている人間は増えた。総裁選を控えて中小企業の視察をはじめた政治家がいるが、日本の将来を想うならば、平日昼間の原宿と渋谷を歩いてみたほうがいい。華やかな空虚に満ちている。

2003年09月06日 土曜日

先日購入したキャノンのスキャナを試用してみる。ネガフィルムのスキャン精度が高いのに驚く。取り込んだ画像を直接PDFで保存できる機能は役に立ちそう。夕方から渋谷へ。名古屋から用事でやってきたタカシと、風呂に入っていたとかで悠々と遅れてきたコーイチ。

2003年09月05日 金曜日

仕事と雑用と人に会う用事がいっぺんに重なりはじめた。書体制作は一時中断。8月とはまったく対照的な月になりそうだ。酸っぱいものが無性に欲しくなり、グレープフルーツジュースを買いに走る。

2003年09月04日 木曜日

写真とネガの整理を少々。旅の記憶が、断片的ではあるが鮮やかによみがえる。夜中にお腹がへったとき、レタスにクリームチーズをはさんで食べると、ほんの少しの分量でかなり空腹感を解消することができる。ただ、そのあとたまらなくコーヒーが飲みたくなるのが難点。終日ロゴデザイン。

2003年09月03日 水曜日

ロゴのアイデア出しとスケッチ。夕方から激しい雷雨。もちろんMacはシャットダウン。かえってアナログ仕事に集中できてよい。

2003年09月02日 火曜日

仕事の顔合わせで原宿のラナデザインアソシエイツへ。帰りに山手線反対回りの電車に乗ってしまい、品川まで気づかなかった。眠っていたわけでも本を読んでいたわけでもない。自宅から遠ざかっているなあという感じで気がついた。

2003年09月01日 月曜日

霧雨すこし。MOに入っている昔のデータを探す。見つかるには見つかったが、ファイルが正常に開かない。『ユリイカ』ブックデザイン批判特集を読む。本ならよほどのことがないかぎり開かないという状況は起こりえないのだが。