Type Project —visible, but invisible.

北鎌倉吟行会で唯一カメラを携帯していた西村から写真添付メールが届く。皆よい表情をしている。大衆酒場で相好を崩す先生の顔など、まるで昨日見た布袋様そのものではないか。布袋は弥勒菩薩の生まれ変わりとも言われるが、警笛の鳴る踏み切りを小走りで駆け抜ける先生の姿は、とても七十有余歳のものとは思われなかった。紅一点の西村が弁財天、特殊技能を有する木雲は、みずから技芸天を名乗り出たが、残念ながら女神なのだ。私は毘沙門天をいただく。小中高を通して私のあだ名は「いちゃもん」だったのだ。今日より俳号を「茶門」とすることに決めた。「ちゃもん」ではなく「さもん」とお読みください。

 先生の小銭よき音冬の坂    茶門

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