草加の義父母が四歳の孫をテイクアウト。一人での外泊はこれが初めて。うるさいのがいない間に『千と千尋の神隠し』を観る。こりゃアイツが好きそうだ。キャラクターと場面のいくつかに、『AKIRA』や『ドラゴンボール』が仕込まれているのに気づきましたか?「気づき」に主軸が置かれたこの映画には、繰り返し観たくなるような仕掛けがあちこちに施されている。刈り取られてしまったもの。埋め立てられてしまったもの。掃き清められてしまったもの。そして、忘れ去られていくもろもろのもの。そういえば、油屋を訪れる者たちが八百万の神々だったことをいま書きながら思い出した。
気づかなければ何も取り戻せない。暮れにはいろいろな思い出が去来するもの。みなさん、年末の大掃除もほどほどに!
方丈の扁額はなし煤払