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先哲篇

ことば格納庫「ま行」

マクルーハン, マーシャル
  • 二つのメディアの雑種あるいは会合は真理の啓示の時間であり、そこから新しい形式が生み出される。(中略)メディア同士が会合する瞬間は、日常メディアがわれわれに課する呆然と麻痺からの自由と解放を与えてくれる瞬間である。『メディア論』より(2003.9/25)
正岡子規
  • 功を求むるなかれ、拙を覆うなかれ、他人に恥ずるなかれ。(2003.3/30)
  • 滑稽の趣きを解せざれば真面目の趣きを解す能わず。(2004.2/11)
升田幸三
  • 笑えるときに笑え、いずれ泣くときがくる。(2004.5/15)
マズロー, エイブラハム
  • どう行動すべきかをいつも社会が教えてくれる世界、すなわち、社会が次のステップを指図して、エスカレーターに乗せてくれる楽な世界では、自分の弱みや失敗に直面することがないだけでなく、自分の強みを知ることもない。(2002.6/1)
  • 人間の使命とは、可能な限り「自分自身」になることである。そこには競争というものが存在しない。(2004.5/22)
松岡正剛
  • 際に追い込まれたほうが感性なんていくらでも出てくるんです。『二十世紀の忘れもの』(松岡正剛×佐治晴夫)より(2002.8/1)
  • 燠火(おきび)こそが慄然とすればいい。『純然半碍記 』2002年 睦月より(2003.1/21)
  • 読書とは、まさに自身を一身百代の過客にすることだ。『千夜千冊 』第五百一夜より(2003.8/30)
  • 一人一人がそこにどのように参加するか、その参加の仕方そのものにすでに個性が出てくるんですね。『イメージとマネージ』より(2004.11/15)
松尾芭蕉
  • 古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求めよ 『柴門の辞』より(2002.8/19)
  • 物の見えたるひかり、いまだ心に消えざるうちに言ひとむべし 『赤冊子』より(2002.11/7)
  • 松のことは松に習へ、竹のことは竹に習へ(2002.11/30)
  • 西行の和歌における、宗祗の連歌における、雪舟の繪における、利休が茶における、其貫通(そのかんどう)する物は一(いつ)なり 『笈の小文』より(2003.2/8)
  • 見る処、花にあらずといふ事なし、おもふ所、月にあらずといふ事なし。(2003.3/25)
  • 予が風雅は夏炉冬扇のごとし。衆にさからひて用ふるところなし。(2003.7/11)
  • 千変万化する物は自然の理也。変化にうつらざれば、風あらたまらず 『三冊子』より(2003.9/21)
  • 俳諧は気にのせてすべし 『三冊子』より(2003.10/8)
  • 博識にあらずといへ共、和漢の文字に乏しからず 『俳諧問答』より(2003.1/31)
  • つゐに無能無芸にして、ただこの一筋につながる。『笈の小文』より(2004.5/12)
  • 他門の句は、色彩のごとし。わが門の句は墨絵のごとくすべし。『雪のすすき』より(2004.6/20)
  • 昨日の風は今日宜しからず、今日の風は明日に用ゐがたきゆゑ。『去来抄』より(2004.7/27)
  • 俳諧は三尺の童にさせよ。巧者に病あり、初心の句こそたのもしけれ。『三冊子』より(2004.9/20)
マッカーサー, トム
  • 人間の能力に時を経て何か推移ないし飛躍があっても、それが先行する活動や技能に全て取って代わったことは未だかつてない。『辞書の世界史』より(2003.9/1)
松永安左ェ門
  • 人生で体当たりほど強いものはない。こいつをあせらず、怠らず、辛抱強く続けるやつにかかっては、ついにその相手も、苦りながらもカブトを脱がざるを得ない。(2004.5/11)
マッハ, エルンスト
  • 事実を思考の中に模写するとき、私たちは決して事実だけをそのまま模写するようなことはなく、私たちにとって重要な側面だけを模写する。『感覚の分析』より(2004.8/18)
  • 相異なる領域が一時的にもせよ聯結することによって、諸概念の転態(メタモルフォーゼ)がもたらされる。この転態によって概念が明晰になり、その概念が成立したもとの領域を超えて他の領域にも適用できるようになる。『感覚の分析』より(2004.9/28)
松本竣介
  • 線はぼくの気質だ。『ファウスト』のメフィストフェレスだ。(2002.5/13)
マティス, アンリ
  • 真実を言えば、完璧なものはひどくつまらないということだ。偶々私の作品は先進的な人々の間である程度成功を収めた。しかし私は全く満足していない。あの作品は、極めて苦痛に満ちた探求の始まりにすぎない。(2004.11/14)
マリニウス
  • 私達は生まれたとたん死にはじめている。(2002.9/13)
マルクス, カール
  • 私はマルクス主義者ではない。(2002.4/28)
  • 商品の流通、これが資本の起点である。『資本論』第二篇冒頭より(2003.5/1)
  • 機械装置は、直接に社会化された労働、すなわち協同的な労働によってのみ機能をもつ。『資本論』より(2003.7/24)
  • 哲学者たちは世界をさまざまに解釈したにすぎない。大切なことはしかしそれを変えることである。『フォイエルバッハにかんするテーゼ』より(2004.4/16)
マン, トーマス
  • 何事についても、ゲーテは時間がかかった。(2002.8/16)
マンフォード, ルイス
  • 機械仕事の効果のひとつは、デザイナーの立場からすれば選択範囲を局限するということであり、その製品の側に立てば、影響範囲をひろげることです。『現大文明を考える』より(2004.5/26)

三木清
  • コスモポリタンとは政治への信頼を失つた人間のことである。(2002.5/11)
  • 怒を避ける最上の手段は機智である。『人生論ノート』より(2002.6/30)
  • 孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである。(2002.9/14)
  • 病気の場合のほか真実に心の落着きを感じることができないというのは、現代人の一つの顕著な特徴、すでに現代人に極めて特徴的な病気の一つである。『人生論ノート』より(2003.9/19)
  • 機嫌がよいこと、丁寧なこと、親切なこと、寛大なこと、等々、幸福はつねに外に現われる。『人生論ノート』より(2003.12/30)
ミケランジェロ
  • 真の芸術作品は、神の賦与する完成の影にほかならない。(2003.10/10)
水上勉
  • 道具に手を貸してやる。すると、道具を使う喜びのようなものが無意識に宿ってくる。『パソコン生活を語る(知的〈手仕事〉の達人たち 所収)』より(2004.1/13)
ミッチェル, マーガレット
  • いいわ、とにかく明日は別の日なんだもの。(2003.9/16)
宮沢賢治
  • じつに諸君は此の地平線に於けるあらゆる形の山嶽でなけれればならぬ。『生徒諸君に寄せる』より(2004.11/21)
  • 諸君はこの時代に強ひられ率ゐられて奴隷のように忍従することを欲するか。『生徒諸君に寄せる』より(2004.12/7)
宮本常一
  • 人は暗さの中にジッとしていられるものではない。暗い中に火をともそうとするものである。私はわが子が小さいながらもその火をともすものであってもらいたいと思った。火は愛情に外ならない。『萩の花』より(2004.11/3)
宮本武蔵
  • 大工のたしなみ、よくきるゝ道具を持ち、透々(ひまひま)にとぐ事肝要也 『五輪書(地の巻)』より(2004.6/30)
宮脇檀(建築家)
  • 日本のサラリーマンは、会社に住んで、家に通勤している。(2002.4/20)
ミューラー=ブロックマン, ヨゼフ
  • 伝達される情報が何であっても、倫理的にも文化的にもそこには社会に対する責任が反映されていなければならない。(2004.1/6)
ミラー, アーサー(劇作家)
  • なにか専門を決めてずっとやっていたら、ある日それがあなたを専門にしていることに気づくだろう。(2002.8/13)
ミラー, ヘンリー
  • 芸術家は集団では育たない。アリじゃあるまいし。若い芸術家志望者に必要なのは、孤独のうちに自分の問題と真正面から闘うという特権---そしてたまには牛肉も少々---である。(2002.12/1)
ミル, J・S
  • 改革の精神は必ずしも自由の精神ではない。なぜならば、改革の精神は、改革を欲しない民衆に対してそれを強制しようとするかもしれないからである。『自由論』より(20004.7/11)

ムーア, ヘンリー
  • 充実した人生を送る秘訣は、仕事をもつこと、心血を注げるなにかをもつことだ。そして、いちばん大切なのは、そのなにかとは、自分にはできそうもないことでなければならない。(2002.6/18)
  • 村井康彦
    • 雑談というのは文字どおり雑多な話の種であり、それをジャンルを超えた人たちがそれぞれの立場で受けとめていくところに、雑談のもつ意味というものがある。『中世〜心と形』より(2003.5/8)

    メニンガー, カール・A(精神病理学者)
  • 不安を感じるのは、生きている証拠だ。(2002.8/14)
  • メルヴィル, ハーマン
    • 不遇とはナイフのようなものだ。ナイフの刃をつかむと手を切るが、把っ手をつかめば役に立つ。(2004.1/19)

    孟子
    • 居は気を移す。(2003.3/8)
    • 心を養うは寡欲より善きはなし。『尽心下篇三十五章』より(2004.7/15)
    本居宣長
    • 詮ずるところ学問は、たゞ年月長く倦(うま)ずおこたらずして、はげみつとむるぞ肝要にて、学びやうは、いかやうにてもいかやうにてもよかるべく、さのみかゝはるまじきこと也 『うひ山ふみ』より(2003.5/10)
    • よく見る人は見分けれども、初學の輩などは、え見えねば、僞書によくはからるゝ事あり、心すべし。されば初學のほどは、めづらしき書を得んことをば、さのみ好むべからず。『うひ山ふみ』より(2003.12/25)
    モーツァルト, ヴォルフガング・アマデウス
    • 望みをもちましょう。でも望みは多すぎてはいけません。『モーツァルトの手紙』より
    モノー, ジャック
    • 行動はすべて倫理を意味しており、ある価値に仕えたり、あるいは害を与えたりする。『偶然と必然』より(2004.8/30)
    モーム, サマセット
    • 怠惰であるためには多くの才能、十分な教養、あるいは特殊な精神構造が必要である。(2002.11/9)
    • 毎日、自己の嫌いなことを二つずつ行うのは魂の為によいことだ。(2004.4/26)
    モーリアック
    • 幼年期は一つの生涯のすべてである。(2003.5/31)
    モリエール
    • 私はうまいスープで生きているのであって立派な言葉で生きているのではない。(2003.10/27)
    モロワ, アンドレ
    • おっちょこちょいは、何でも簡単にできると思い込み、そのあげく気がついてみるとひどい破目におちいっている。臆病者はすべてを不可能だと思い込み、最初からあきらめて何もしない。良い職人は、大きな仕事もやればできることを知っており、一歩一歩慎重にそれを完成させる。(2004.10/2)
    モンテーニュ
    • 心は、まことの対象がないと、いつわりの対象の上にその熱情を投げおろす。(2002.5/8)
    • 世の中には勝利よりももっと勝ち誇るに足る敗北があるものだ。(2002.9/24)
    • 高慢から生ずる或る巧妙なへりくだり方がある。(2002.10/15)
    • 精神は自分の風によってしか動かない。『エセー』より(2003.6/5)
    • どんなに豊穣で肥沃な大地でも、遊ばせておくとそこにはいろんな種類の雑草が繁茂する。『エセー』より(2003.6/8)
    • 老年はわれわれの顔よりも心に多くの皺を刻む。(2003.7/4)
    • 拷問というやつはじつに危険な思いつきである。それは真実のためしではなくて、むしろただ忍耐のためしであるように見える。『随想録』より(2003.7/25)
    • 余生も少なくなってから処世の術を覚えるよりは、全然覚えないほうがましである。『エセー』より(2003.9/6)
    • われわれは魂の自由を大切にして、正当な理由がなければこれを抵当に入れてはならない。『エセー』より(2003.9/12)
    • そこに自分の判断と技巧だけを用いる人のほうがいっそう愉快に事を運び、状況に応じて、自由自在に、偽装し、譲歩し、延期する。『エセー』より(2003.9/13)
    • われわれの思想の真の鏡はわれわれの生活の経過であります。『エセー』より(2003.9/19)
    • 最初はゆっくりとで、冷静に始めて、その息と力強い飛躍の力を仕事のもっとも大事な仕上げのときのためにとっておかねばならない。『エセー』より(2003.10/25)
    • 最も知られることのないものこそ、最も固く信じられているものである。(2004.6/16)
    • 王国を統治するよりも、家庭内を治めることのほうが難しい。(2004.6/25)
    • それ以上先へは進めないと思い知ることも、判断力の持つ効能のあらわれのひとつ、まさに、判断力がもっとも誇りとするいくつかの効能のあらわれのひとつなのだ。(2004.7/12)
    モンテスキュー
    • 人間は考えることが少なければ少ないほど、よけいにしゃべる。(2004.3/16)