2007年06月10日 日曜日
お昼前に防災設備の定期点検のために業者が来るので、部屋の片付け。午後からはもじもじカフェ第7回「アラビア書道の世界」に参加するために阿佐ヶ谷へ。ありがたいことに直前に案内した知人もMGスクールの友人も参加してくれた。
以前、「欧文組版研究会」でも見たことがあったのだけれど、その時と違ってラテンカリグラフィの経験がいくらかあるので、今回は相違点をはっきりと認識できそう。
講師は、日本アラビア書道協会の山岡幸一さん。まずは、アラビア文字の書道の背景や、コンテスト、学んでいる人の話などを聞いて、実際の作品を提示してもらいながら書体等の詳しい話へ。
書く道具は、ラテンカリグラフィーの場合と同様に先端を加工したペン(元々は葦を使っていたそうだけれど、現在は竹を使用)。ブラウゼのペン先のように先端が斜めにカットされているのだけれど、この角度は、ラテンカリグラフィーの場合と逆で左下がり。これは文字の進行方向を考えると自然な違い。でも、この斜めのカットがないと文字にあるハライの部分を書けないそうなので、直角にカットしてあるものもあるラテンカリグラフィーとは違う機能があるってことらしい。あとは、用紙は表面が非常に平滑なものを使用していて、平滑な紙が手に入りにくい中東では、卵白を塗布してから磨いたものを使用するらしい。
で、途中の休憩の時に、山岡さんに実際に文字を書くデモンストレーションをしてもらい、それを手本にして、僕もチャレンジ。右から左に書くので、あまり普段しない手の動きな上に気をつけないと手で書いたばかりの文字を汚してしまう。それから、かなり頻繁にインクを補充する。かすれてはいけないとのこと。
それから、コーランをはじめて手にした。日本の縦書きの本と同じで右開き。当然なことなのだろうけれど、実際に手にしてみると不思議な感じ。
楽しい会はあっという間に終わり、引き続き食事をしながらの懇親会。書体のスタイルとそれから受ける印象の話も面白かった。やっぱりどこの文字にもそういうものってあるんだなぁと思った。
先に帰られた山岡さんと駅のホームでおあいしたので、新宿までいろいろお話。
当日のレポートがいかにあるのでご興味がおありの方はどうぞ。
http://www.moji.gr.jp/cafe/themes/007/#REPORT
小澤 at 23:59| 固定リンク













































