タイププロジェクト日記

2007年04月04日 水曜日

八大山人の画を評するに「精簡」の一語が中国にある。精にして簡。いい言葉だ。「精」は訓で「精しい(くわしい)」とよみ、ここでは精密の意に近い「精」であろう。水中を泳ぐメダカを描いた八大山人の画を絶賛した司馬遼太郎の文章も、煮詰めればそのようなものであったかと思う。簡で的を射るには精が求められる。むべなるかな。

鈴木 at 13:50| 固定リンク

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