Type Project —visible, but invisible.

ロゴタイプ

ポーラ美術館サイン書体

ポーラ美術館のロゴをブラッシュアップしてほしいという依頼から、サイン用書体の完成まで足かけ3年を要した。サイン用に制作した文字数は、漢字48文字、ひらがな4文字カタカナ32文字、計84文字。欧文にはFrutigerを使用した。












基本的には、横組のサイン表示に使用される文字は、正体かやや平体のほうが読みやすいのだが、視認性の如何によって人命が危険にさらされるような場合は別として、美術館という施設の性格上、サイン表示にも多少の遊びが許されてもよいかと思う。とはいえ、印象派の絵画や中国の陶磁器など多彩な展示が予想されるため、ニュートラルな性質の書体が求められていることには変わりない。細みでシンプルなピクトグラムは、ポーラデザイン研究所によるもの。







エレベータ用の文字を別のデザインで作りましょうと言われたときにはこちらが驚いた。文字サイズが小さく、つぶれやすい漢字が多かったため、サイン表示よりやや細いウエイトを設定した。こちらは正体で、漢字14文字を制作した。